2021/09/21 11:51 午後

「古代ローマの新しいゲーム」日本語版、11/18のゲームマーケットで先行販売致します。その3

  • 2012/11/11 11:59 午後
  • 投稿者:
さて日曜日営業、今日もボード卓での古代ローマの新しいゲーム会が行われておりました。
自分はあまり寝てなかったので(このBlogのお陰です(笑))、「歴史の糸車」「執政官」の2ゲームのみ。
これらもふわりと記憶に残っている。うーん、やはり面白いですなあ(遊ぶ身としてはどこか他人事)。

さて、今日で古代ローマの新しいゲームの話を終わりにして、次の御紹介に行くべき現在。
タンサンさんのホームページでも御発表いただきましたし。
どうも古代ローマは「やや盛り上がり」程度の御反響をいただいている模様ですが、
明日以降御紹介する「フォルム・ロマヌム」と「アイム・ザ・ボス・カードゲーム」
についても御注目賜れれば有難く思います。
現在における意味としては、古代ローマの新しいゲームに劣らない意味を持っているプロダクトであると、
そう考えています。

しかし本日は話し始めた事を締めくくりましょう、ということで全文表示でこの話一段落!↓ 「ゲームマーケット?何それ?」

自分がゲームマーケットの存在を知ったのは、まさにこの「古代ローマの新しいゲーム」
の日本語訳本を販売するというのがきっかけだったのです。
そのスケールと言う意味では「ごくごく小規模のバザー程度」ということでしたし、
本職と言えば本職だし、そこでの販売は自分が手伝いましょう、という話になりました。
(ごくごく小規模とは言えそういう事に手馴れているのは断然自分、ということもありましたので)

当時のゲームマーケットは、(今となっては本当に信じられない事ですが)きわめてのどかな、
「ちょっと大規模な愛好者の集い」という感じでした。
本当にゆーったり、ぐるーっと回ってみたり、立ち止まって人と話してみたり、
ゲームを教えてもらったりと言う感じ。年齢も自分たちは本当に最年少で、
40代くらいの方々が中心になってわいわい運営されていました。
ああ、自分たちもこれからこのコミュニティの一員になって、
微力ながらもボードゲームを盛り上げていくんだなあと思ったものです。

自分はイエローサブマリンに勤めだして1年足らずの新入社員という立場上、
「即売会イベントにブース参加するので日曜日に休み下さい」というのは多少の問題があったわけですが、
普段コミケなどの時期でも何も休みを要求しないのが功を奏したか、無事お休みが取れました。
当日の現場で、当時の上司であるイエローサブマリンの芹沢さんがブースにいらした上、
古代ローマ和訳本をお売りすると言う一幕もありましたが。
芹沢さんには、イエローサブマリンを退社して6年以上経った今も、
ひとかたならずお世話になっております。10年ぶりですが、今回の古代ローマもよろしくお願いします(笑)。
当時は「ここに残っている本を全部下さい」と言われて「申し訳ないんですが、お一人様一冊でお願いします」
とお答えしたんですが、今回はもうすぐ何百でもお送りできます(笑)。

そうでした、2003年春のゲームマーケットでの、古代ローマ訳本の売れ行きはいかがだったのか、
と申しますと、見事に完売…というか結構不覚な感じの完売でございました。
沢田くんが「やっぱり200冊は不安なので事前に予約をとって通販します」と言ったので、
うむやるといい、と言って(多分たくさん注文来るから)、さてどうなるかなと思っていたら、
私が予想した以上に大きな話題を呼んでしまって、200冊刷ったのに現場に持っていったのは20冊だか30冊、
というような状態になってしまったのでした。
たいへん有難いことでしたが、当日沢田くんに言うべき言葉は「だから言ったじゃないか(笑)」
しかありませんでした。

さてそろそろ思い出話も終わりです。ゲームマーケット終了後も、訳本を入手できなかった方々から
「増刷してくれないか」という御希望を多数いただいておりました。
対応が結構たいへんだけどどうしようか、と話した時、自分が言ったのは、
「本だけの増刷はやらないでおこう。いつになるかわからないけど、次出す時はフルセットで出そう」
という言葉でした。


つまり、そういうことです。10年が経ちました。
たいへんお待たせいたしましたが、フルセットで発売する運びとなりました。
この10年の間にやって来た事は、今回の事にすべてに繋がっていますし、繋げてきました。
スクウェアオンセールや、B2Fゲームズや、New Games Orderや、ぼくらの火星や、
その他全部、結局の所関連しています。
これでゴールという気持ちではないですが、1つの重要なチェックポイントに辿りついたかな、
と思います。本当に辿りついたのか、という気持ちもありますし、
こんなに長い時間を必要としたか、というのも率直な思いです。

できあがった完成品を見た沢田の第一声は、喜びでもなく、驚きでもなく、
「あんまり長い事やってきたから、もうよくわからん」でした。正直言うと自分も結構同感だったりします。
古代ローマの新しいゲームを物体として欲しいだけなら、中古ならebayで買えば買えるのですが、
そうじゃない、それ以上の事を少しだけ求めた時から、1つ得ようとすると1つ失うルールの中で、
1つ得て、1つ失わない為の難しいゲームを、ずっとやってきたような気分です。やっと1つ。
まあ、これからもやっていくつもりではいるんですが(笑)。

今回こそ先行で100部ということになってしまってはいますが、今後日本では、
(少なくともNew Games Orderが無くならない限りはですが)「古代ローマの新しいゲーム」は、
安定的に手に入り続けることになります。おそらく現在、世界で日本だけです。
在庫切れにはなっても、絶版はしません。
次に御紹介するフォルム・ロマヌムも同じです。先日リリースしたファブフィブもそうです。
将来、新しくボードゲームを始める人が「古代ローマの~」っていうのが面白そうだな、と思ったら、
それは手に入ります。
これからも、一層そういう風にしていこうということで、来週はこれらをしっかり売って、
山積しているタイトル群の資金を確保すると言う至上命題を達成しようと思います。
本気で資金繰りがたいへんな事になってますので(笑)!
全力を尽くしましたので、ボードゲーマーの皆様におかれましては、御入用でしたら是非お求め下さい。


しっかし、実際当日100部とか売れるんですかねえ(笑)。
1500円じゃなくて5000円だし(価格面について、ちょっと後日発表ありますが)。
ボードゲームに5000円も払う人って、せいぜい2~30人じゃないでしたっけ(笑)。
最近ちょっとだけ盛り上がっているようなのでそれに期待して、当日は皆様をお待ち申し上げましょう。


さてー、中身の話がぜんっぜんないぞ、ということで、多少商品情報なども。





箱表は、Piatnik版のフランツ・フォーヴィンケルによるパッケージイラストを同様に採用しています。
実は箱の色合いなどPiatnik版とは異なる部分もありますが、全面的に原版のイメージを踏襲しています。
企画段階では新たに書き下ろしてもらうという案もあったのですが、
このゲームの再版の意味を検討した結果こういう判断になっています。

そして最も重要な変更点であり、現在のNew Games Orderの方針となっている部分ですが、
箱が大箱ではなくなっています。具体的には原版の4分の1ほどのサイズになっており、
New Games Orderのタイトルで言えば「ロール・スルー・ジ・エイジズ」や「ボツワナ」
と同一サイズです。
収納や持ち運び等、プレイヤーの方々のお悩み、御事情を鑑みまして、
今後のNew Games Orderの自社タイトルは、実現可能な限りは(特別な例外事項が無い限りは)
このサイズ以内の箱に収める方向で進めてまいります。


ということで、「古代ローマの新しいゲーム」については差し当たり以上となります。
お読みいただいた方におかれましては、3日間に渡りお付き合いいただきありがとうございました。

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