2019/11/18 07:42 午後

アイム・ザ・ボス!日本語版出すことにした、理由の話、また続きです。

  • 2013/12/20 11:59 午後
  • 投稿者:
http://www.tgiw.info/2013/12/imthebossJ.html

↑Table Games in the Worldに載せて頂きました。ありがとーございます!


ニューゲームズオーダーのメンバーを集め、状況を確認した所で、自分は3つの選択肢がある、という話をするつもりでした。それは、

1. 先方の出した原稿を許容しそのままリリースする(あり得ない、という前提で)
2.全面的に撤退する(撤退に伴う難しい問題)
3.デザインをこちらにやり直させる交渉をし、作り直す(無償の仕事が莫大に生じる)

と言う物でした。

仕事として冷静に判断すれば、当然すぎる程選ぶべき選択肢は2でした。春のゲームマーケットが終わったころで、ビッグチーズの作業も積みあがっていましたが、それ以上に、「ノミのサーカス」の印刷問題に直面していた最中のことでした。

http://b2fgames.com/article.php?story=20130530032819798

そしてその他にも、色々なことがありました。これ以上難題を引きこむ事は出来ない。引きこむ権利も無い。そうも思いました。自分たちは、失敗もしている中でしたが、一方では、少しずつお役にたてるようになってきている。そういう手応えも得ていたからです。アイム・ザ・ボス!と心中して、ニューゲームズオーダーを続行不可能にすることだけは、避けなければいけないと。

ただ「何とかできないのか」と考えた結果、3の考えも浮かんでいました。この発想に至ったのは、…結局自分が、現実を直視できない、飲み込めない、弱さからかもしれません。


悔しいのよ。こんな所で退くのは。


降りるとなったら揉めはする。でもまだ契約書を交わした段階じゃない。アメリカの裁判所に来いとか言われたらどうすんだ、という想定も頭にはちらつきましたが、常道はやはり退却だと、そう思っていました。

ただ退却によって自分たちの身を守れはしても、会社が続きはしても、その結末はあのアイム・ザ・ボス!が海外では出るってことで。


それ見過ごせるなら。そもそも何で始めたんだ、ニューゲームズオーダーを。ここでアイム・ザ・ボスが落っこちるのを見過ごしたら。手を伸ばせる場所にいるのは、自分たちだけなのに。今まで1ミリずつやってきた、ちょっとずつ積み上げてきたことは、何だったんだ。何を目指してたんだ。偉そうに何を吹いたんだ。


こんな屈辱は無い。


自分たちが滅茶苦茶良い仕事をしてるとは思いません。いつも色んな物が足りない。ただ、自分たちの前にあるゲームの風景を、少しだけマシにしたかった。できるんじゃないかと思っていた。言ってみるだけ、仲間内で話すだけはイヤだった。実行してみせることで、少しはマシにしていけるんだということを、皆に証明したかった。


そんな心境ではありました。だから3の選択肢を作ってしまいました。ただ3つを提示した上で、自分は2だと思っている、と言い、ニューゲームズオーダーのメンバーに意見を求めました。

厳しい折だったんで、みんな悔しがりはしても、自分の意見に同意するんじゃないかと思っていました。そうしたら踏ん切りを付けて、全力で2だと。また恥を忍んで、やっていこうと。


ただ思った以上に全員3だと言う。

正直、嬉しかったのはあります。本当に嬉しかった。助けられたと思いました。

ただ同時に、非常にまずい事になりました。自分の甘さで今ニューゲームズオーダー終わったかもしれないと思いながら、3、3が駄目ならその時は2で行こうと、会社として、そういう決定に至ったのです。残念ですがまた続きます。

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