2017/12/11 09:16 午前

バルセロナ編(欧州ゲーム屋紀行): Ekonos はどこで売っているのか?

  • 2007/02/15 03:21 午前
  • 投稿者:
(特派員がUSBケーブル持ってくるのを忘れたため写真は後日となりますごめんなさい)

忘れたころにやってくる世界ゲーム屋紀行。今回のバルセロナ編は初の試みとして現地から速報でお送りします(っつっても今いる場所はバルセロナじゃなくてグラナダなんですけど)。

スペインでゲームというと思い出されるのが Ludic 社の "Ekonos" です。たいへん綺麗にまとめられたファミリーストラテジーゲームという印象があり、あーこういう綺麗なゲームはインディーで勝負するよりどこかのメジャーと契約したほうが効率よく捌けるんじゃないかしら、とも思ったのですがしかしデザインからしてほかの会社のものとは一線を画すデザイン文具系(←書いててなんだそりゃと自分でも思った)。そんな Ekonos は、それでは本国ではどんな扱いを受けているのでしょうか、というので特派員は一路現地に向かったのであります。

なお取材方法ですが、 Ludic 社のページにはディストリビューターの一覧というのが記載されておりますので、単純にここに記された番地に赴いてチェックしてみるというわかりやすい方法を取ることにしました。リストに載っていたのは以下の四軒です。

・VINCON
・Gigamesh
・Universal
・Central de Jocs

それではバルセロナ一軒目。 VINCON と書かれています。特派員的にはここでふと立ち止まり、「VINCONってなんかどこかで見たような気がする」と思いつつ住所からルートを特定して、あー、と納得。ここカサ・ミラの隣だ。

※カサ・ミラ:アントニオ・ガウディの代表作のひとつ。目抜き通りに建っておりアクセスも大変良好。バルセロナ観光に来てこの建物を見ないで帰るひとは殆どいません。厳密には VINCON はカサ・ミラの隣ではなく隣の隣。

しかし VINCON と書かれた建物を見た記憶はたしかにあるものの、どう考えてもあそこはボードゲーム屋じゃなかったよな玩具デパートですらなかったと思う、と腑に落ちないまま現地にわたくし引き返しました。

中身はやっぱりというかなんというか当然ボードゲーム屋では全然なく、日本でも割とよく、小賢しい雑貨類をかき集めて小賢しくレイアウトした、たとえば Franc Franc とかそういうような店があるじゃないですか(悪口言ってるけどほんとは結構好きなのごめんね)、あんな感じのお店であって、なんでこんなところにボードゲームなんかが、と思いつつ一応店の中を探してみると確かにあったー!

Ekonos 「だけ」あったー!

このレイアウトの唐突さはかなり来るものがあり、何せまわりは何一つ関係ないものばかり売っているなかいきなり Ekonos, それも取り立ててポップとかついてないしガラスケースに収まってて手に取ることもできないもんだからこれが何の商品だかそもそもわかりません。実は値段すらわかりませんでした。まあ面白いは面白くて噴き出しそうになっちゃいましたけど、レイアウトというのは一部のどうでもいい人を笑わせるためにやるもんではないんじゃないかなー、とも思うわけです。

(なお、 VINCON はここ以外にも店舗を出してるんですが、ここ以外の店で Ekonos を売ってるかどうかは定かではありません)

さて二軒目、 Gigamesh は、該当の番地まで行ったものの見つからなかったのできっと潰れたものと勝手にみなしてパス。代わりといっては何ですが、カタルーニャ広場(バルセロナ観光の拠点になる場所。バネスト本店がありますが本店は銀行なのでゲーム売ってません)のツーリストインフォメーションで、土産物に混じって Agora Barcelona がディスプレイされてました。バルセロナ紹介ゲームという扱いなんですねー。ちょっと良い話っぽい。でも40ユーロ。ちっとくらい負けてくれ。

そして三軒目の Universal Comics 、ってそれ店名に問題ないのかという気がするのですが漫画屋さんですね。この店が軒を構える Sant Antoni 通りはどうも電気街ということらしく、PCショップや家電屋がたくさん並んでいます。ビデオゲームショップなどもちらほらあって、あーこの感じなら多分普通にあっておかしくないなー、というところでやはりありました Universal 。地下鉄 Sant Antoni 駅歩一分。

基本は漫画屋ということで、アメコミとか翻訳日本漫画とかがいっぱい置かれています(ところでこの企画やってていつも思うんですが、翻訳日本漫画のラインナップって妙に偏ってないすか?)。三部屋あるけっこう広めの店内のうち、奥の小さめの二部屋がゲーム用。これをRPGとミニチュア物とボードゲームで分け合ってるので、ボードゲームはそれほどありません。具体的には、 Ekonos はありませんでした。ううむ。あ、でも妖精奇譚のスペイン語版はありましたよ。

そして最後。Central de Jocs. ほかの店がすべて旧市街に居を構えていたのに対してこの店だけは新市街にあります。ということで観光ついでに行くのは少し面倒かもしれません。場所としては L'illa というデパートおよびホテル (Husa L'illa) の近く、あと「木久ちゃん」という怪しげな日本料理店(なんでバルセロナの日本料理屋は尽く店構えが怪しいんだろうか)からも近いです。番地としては Numancia 通り 112 番地となっていますが実際には通りに面してなくて道を入ったところにあるんで見過ごしてしまうかもしれません。

でもってこの店の最大の問題点なんですが、あのー、開いてないんですよ。いや店はあって、灯もついてて、さらに言えば「 OPEN 」と扉に出てすらいるのにもかかわらず、その扉が。開かない。結局このせいで入らなかったというか入れなかったというかなので推測なんですが、どうもこの店メインは一階じゃなくて地下一階、で店員の人も概ね地下一階にいるんで一階にはだれもいない。一方で一階にも商品はいろいろ置いてあるんで、扉を開けたままにしておくと万引ウェルカムとなってしまい、それはまずいので扉に鍵をかけておいてお客様にはインターフォンを押してもらうようにしているのではないかと。ただお客様の立場としては店の構造変えろよというところでもありますけども。

店内を覗いた感じでは、ミニチュアゲームとボードゲームが大きく扱われていました。たぶん地下には RPG もあるとおもいます。あと「シャドウ・オブ・オメガ」という日本語題がパッケージに書いてあるゲームがあったんですが、これ何でしょう。そういうゲームが出てるのかな(← FFG のゲームで、日本アニメとかファイナルファンタジーとかに影響を受けた作品なので日本語題がついてるんだそうです。正規のタイトルは "ANIMA")。

ということでバルセロナ編というか Ekonos 編は以上なんですがー、結論としてはなんか全然売ってないですね。この状況でよくゲーム屋立ち上げようとしたよなあ。



ところで Ekonos とは関係ないんですが、道を歩いていたら多分土産物用とおもわれるチェス盤屋のようなものがあり、そこでもボードゲームをいくつか扱ってました。カタンとカルカソンヌという王道に加えて、なぜか Turbo Taxi が。あとカロム盤。

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